スピッツのことが50%ぐらい理解できたけど、あと50%は絶対理解できない。
完全に雑記的な内容なので、適当に楽しんでください(笑)
今日も例の如く、アイドルネッサンスの動画をあさる。そこで見つけたこの楽曲。
〜3.30@赤坂〜【「スパイダー」ライブ映像】アイドルネッサンス
久しぶりに聴いたけど、いい歌だった。草野氏のハイトーンボイスと彼女たちの声は相性がいいし、全く違和感のないカバーだった。
いや、一個だけあったわ、違和感。「歌詞」
とりあえず、本家を久しぶりに聴こうと思い、今日はスピッツの青いベストを二周聴いた。
特に、自分が好きなのが、『青い車』→『スパイダー』→『ロビンソン』の流れ。この名曲のラッシュは、椎名林檎『無罪モラトリアム』の『正しい街』→『歌舞伎町の女王』→『丸の内サディスティック』に匹敵するレベル。特にこの辺の楽曲って、なんかつかめそうでつかめないメロディーと歌詞をしている。ミックスに関して、わざとなのかわかんないけど少しぼやけた音をしていて、懐かしい印象を受ける。草野氏の高音がさらにそのノスタルジアを加速させる。
問題は歌詞ですよ。さっきアイルネちゃんのとこでも、述べたけど、訳わかんなくね??(笑)
草野マサムネのすごいところって、歌詞をシンプルに「誤魔化す」ところだと思うんだ。
一見スピッツの歌詞ってわかりやすい。例えばロビンソンのこの超有名フレーズ
誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように 大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る
とか、スパイダーの
だからもっと遠くまで君を奪って逃げる ラララ 千の夜を飛び越えて走り続ける
とか。ラブソングだなーって感じするけど。語感もいいし、まあ少し童話っぽいなって感じはするか。
でもこの風景を絵にすると思うとできなくて。映像にするにも難しくて、なんかカラオケのデモ映像っぽくなる気がする(笑)多分、ワードチョイスが、適度に具体的で抽象的だからだと思う。あんま固有名詞使わない。けど、語彙は豊富。
じゃあ、歌詞何言ってんの、って思っていろいろ調べると面白い情報が。昔の雑誌かなんかで、死とセックスをテーマに詞を書いている、といったらしい。
それを踏まえると、スパイダーのさっきの歌詞とかやばいよね。
誘拐やん。しかも、ブラウス汚すくだりとかねー。
怖いよ、マサムネ。
ってな感じで、いちおうなんとなく歌詞は分かるんだけど、ほんとにそうなのかな、とかおもったりして。まあそれを意図しての作詞なんだろうね。滅茶苦茶ロックな歌詞に、あの曲調ってところがわけわからん。けど、そういう聴き方ができる音楽って少ないよね。なんか凄いロックだよね。あんな見た目して。一人超絶ロッカーがいるけど(笑)
まあ、皆さん今後のスピッツにも注目ですよ。『醒めない』良かったし。
ではっ!
- アーティスト: スピッツ
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2016/07/27
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