テニスボールベアー(テボベ)のすべて

テニスボールベアー(テボベ)のすべて

好きなもの(主に音楽、アイドル、ゲーム等メディア)について色々語ります。ぜひ、皆さんのためになりますように。

Base Ball Bearって一言じゃ説明できないから、重要曲を紹介する。

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 このブログのタイトルの引用元である、Base Ball Bearって言うバンド。もう奥が深すぎて、良さを説明するのが難しい。だから、重要な歌だけ紹介するから、みんな聴いてくださいな!!聴けば聴くほど味出るから!!

 まず簡単にこのバンドの概要を。メンバーは三人。*1ギターボーカル小出祐介(おしゃべりオタク)、ベース関根史織(カワイイ人妻)、ドラムス堀之内大介(暑苦しいおっさん)。高校の同級生だった彼ら*2は、2003年にインディーズデビュー、2006年にメジャーデビューをする。

 このバンドは基本的に小出中心で動いている。曲作りも、詞も彼が中心に書いている。周りのメンバーはそれが不安なわけでもなく、どうやら小出のやりたいことに納得してしまうらしい。ある意味理想的な形なのかもしれない。

 では、いよいよバンドの曲を紹介していく。なお、今回は個人的にアルバムを3つの期に分けて説明していきたい(あくまで個人的ね)。

 それが、「『夕方ジェネレーション』~『十七歳』」期・「『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』~『二十九歳』」期・「『C2』~『光源』」期の3つである。一応、テーマ性とか音作りとかでも、多分この三つに分けられるんだけど、個人的に注目しているのは小出のである。

 先に説明すると、初期から2ndアルバム『十七歳』までの彼のというのは、少しキザでカッコつけている印象を受ける。声に力もなく、歌っている表情も少し自信なさげである。

 その後、シングル『changes』から5thアルバム『二十九歳』までは、豊かになった曲調やベースに負けないようなパワフルなを発する。滑舌もよくなり、安定した声を出すようになり、初期のような危うさがなくなる。

 そして、シングル『「それって、for誰?」 part.1』から最新アルバム『光源』になると、強弱や息遣いなども工夫を凝らし、リズム感がついてくる。アッパーチューンでは叫び、メロウな歌ではやさしく。歌の表情がより伝わりやすくなっている。

 あと、一個重要なことを先に言っておくと、小出は中学のころの自身を「スクールカースト最上位から最下位に落とされた」と語っている。要するに、いじめられていた過去がったということだ。その要素が歌詞にも出ていることを念頭においてもらいたい。

 では、各アルバムと、(個人的に)重要な曲を紹介していきたい。

第一期

インディーズミニ『夕方ジェネレーション』

 今回はカット。(正直あまり聴けていない)
夕方ジェネレーション

夕方ジェネレーション

インディーズ1st『HIGH COLOR TIMES』

 ジャケット通りの爽やかな歌が多い。ギターがとりあえず高音を鳴らしまくる、ある意味気持ちいいアルバム。が、先ほども述べたように、少しひねくれている感じは否めない。歌詞も意外と難解だし。けど、今聴いても新鮮だしすでにこのころから完成されていたなって感じはする。

 このアルバムで選ぶなら、『彼氏彼女の関係』。初期の名曲で、すごくキャッチ-。直近のファン投票でも、第二位に入る人気度。絶対ナンバーガールの影響受けてるだろうって歌詞。


Base Ball Bear - 彼氏彼女の関係 [LIVE]
HIGH COLOR TIMES

HIGH COLOR TIMES

1st『C』

 死とかSEAとかSHEとか、いろんな意味が含まれているらしい。基本的にはインディーズの延長線上のアルバムなんだけど、この曲のインパクトはやはり強い。

 マチャアキが行く、歌(サビを聴けばわかる)。僕が彼らを聴く決め手となった曲だ。いわゆる”四つ打ち”ロックで、ノリが非常にいい。電子の夏っていうタイトルをなんかかっこいいし。あと関根のコーラスも気持ちいい。なんかで見たけど、元々コーラスの部分がメインで、メインのところがコーラスだったらしいけど、キー的にあわなくて変えたらしい。


Base Ball Bear - ELECTRIC SUMMER
C

C

2nd『十七歳』

 売れ線を意識しようと、かつて恋愛的な要素と毒素的な要素から恋愛の方をピックアップしたアルバム。もちろん、まだ毒っぽいところはあるんだけど、少なくともサウンド面では減っている。聴きやすいといえばそれまでだが、個人的には小出の青春に対する憧れとか妄想が強すぎて、あまり好きになれない。

 とはいえ、リードトラックの『17才』は名曲。17歳って大人からしてみるとまだまだひよっこだけど16歳からしてみると大人っぽく感じるというか。実際は周りの環境は何も変わらないんだけど、本人たちの意識がすごく変わるから大人っぽくなるのかな。

 そして、今回はアイドルネッサンスのバージョンも聴いてもらいたい。女の子が歌う『17才』、17才が歌う『17才』。歌い手とアレンジが違うだけで、曲の解釈が変わるおもしろさを実感できる。彼女たちのカバーで『17才』は完成したといえるだろう。


Base Ball Bear - 17才

〜まいななこ17才初の〜【「17才」3.4ライブ映像】アイドルネッサンス


十七歳

十七歳

第二期

3rd『(WHAT IS THE)LOVE & POP?』

 このアルバムは完全に孤立している作品だと思う。『changes』を作ったものの、前向きなメッセージを無責任だと感じてしまい。結果ダークな作品ができてしまう。恋愛ソングのような明るい歌は消える。アルバム名こそ、愛とポップを問いただすものだが、結局答えは出ず自問自答することになる。

 この作品のエネルギーは唯一無二で、音もヘビーだがぜひ聴いてもらいたい。


Base Ball Bear - changes
(WHAT IS THE)LOVE&POP?

(WHAT IS THE)LOVE&POP?



3.5『DETECTIVE BOYS』『CYPRESS GIRLS』

 ラップやファンクをはじめとする、新展開を多く見せたアルバム。前作よりポップ寄りになり意外と聴きやすいアルバム。

 個人的に一曲選ぶなら、やはり『Transfer Girl』だろうか。転校生に一目ぼれし、叶わなかった恋を思い出す曲。初期のようなやりすぎな青春ではなく、むしろリアルな青春を文学的に歌った名曲。続編の『転校生』とともに。


Base Ball Bear - Transfer Girl ~ 転校生(Live音源)
DETECTIVE BOYS <完全生産限定盤>

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4th『新呼吸

 このアルバムが一番ポップかなと。バラードもロックもポップも全部入っていて、朝から夜までを歌っていてテーマもわかりやすい。

 特に『yoakemae』はベボベサウンドの完成形。『ELECTRIC SUMMER』の音をコーラスやエフェクトでさらに厚くした、盛り上がる一曲。歌詞や、当時のツアーのタイトルになったことからも本人らも手ごたえのある曲だったと思う。


Base Ball Bear - yoakemae
新呼吸(初回生産限定盤)

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5th『二十九歳』

 このアルバムは、タイトルからもわかる通り過去を清算した集大成的作品だと思う。曲のバラエティー性も随一。ただ如何せん、曲数が多い。そしてテーマが深すぎる。プラスとマイナスの中間にある「普通」をテーマとしている。

 時間がある人はインタビューを見てください。こういうインタビューが多いのも彼らの良さ。
Base Ball Bear – 最新作『二十九歳』についてフロントマンの小出祐介がすべてを語ってくれた。彼の思いが詰まったロング・インタビューの前編をお届け。 – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)

 このアルバムの折り返しに位置する『The Cut』。テーマも面白いし、ライムスターもかっこいいため一度聴くべし。


Base Ball Bear - The Cut -feat. RHYMESTER-

二十九歳(初回限定盤)(DVD付)

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第三期

6th『C2』

 私を虜にしたアルバム。生涯ベスト10ぐらいに入ると思う。とにかく音がかっこいい。80年代を思わせる、歌謡曲テイストなサウンドやヒップホップのようなはねる曲が特徴的。

 今まで、何本もダビングしていたギターも今回はあまり重ねていないらしい。というのも、この作品を作るにあたり、小出と湯浅はギターを響きのあるものに変えたらしい。それゆえに、音の厚さをギター単体で表現できたとか。また、技術的に劣っていた関根のベースも技術が伴って、小出が本来やりたかった音楽を作ることに成功した。

 『「それって、for誰?」』のファンクさは中堅バンドならではの渋さがある。

 そして『不思議な夜』。学生の恋愛ばかり歌っていた彼らが、こんなの大人の歌を歌っていたのが衝撃だった。特にこのアルバムに入ることで、「人生捨てたもんじゃない。」と感じさせてくれる歌。PVも含めて、彼らの最高傑作。


Base Ball Bear - 「それって、for 誰?」part.1

Base Ball Bear - 不思議な夜

C2(初回限定盤)

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7th『光源』

 最新作。このアルバムの特徴として、今まで使ってこなかった同期やピアノが使われていること。一人抜けた穴を埋めるためには音を厚くする必要があったのだろう。それもあってか、『新呼吸』以上にキラキラしたアルバムだ。

 また、小出が語っているように今作は二周目の『青春』をテーマにしている。今まで、いじめられていた学生時代を忘れるために、『青春』の歌を歌っていたが、今作ではそんな苦い思い出すらも『青春』だと思えるようになったらしい。他にも並行世界をテーマにしていたりととにかく凝っているアルバム

 『すべては君のせいで』はこれ以上ないほどわかりやすい『青春』ソングだろう。男ならみんな共感できるはず。


Base Ball Bear - すべては君のせいで

光源(初回生産限定盤)(DVD付)

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さいごに

 思わず熱くなってしまっていろいろ書いてしまった。是非これを機にベースボールベアーに関心を持つ人が増えるといいな。


ではっ!
増補改訂完全版「バンドBのベスト」(初回限定盤)(DVD付)

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*1:元々は四人。ギターの湯浅将平が2016年に脱退。

*2:関根だけ一個下。